もう少しだけ あと少しだけ そばにいさせて 涙で終わらない バカみたいだよ どうしてあんなヤツを 好きになっていたんだろう たくさんの悪 (め) が こっちを見てる そんな気がして 何も出来なくなった バカみたいだと 分かっていても “叶わない”を追いかけたくて 突然腕を掴まれた川沿い 気付かなかった 気付けなかった 強い風が体中を絞めつけて 右の頬にまた… 涙こぼれるよ 「ずっとずっと言えなかった」 なんて そんな気持ち知らなかった その胸の中 いくつ傷を負わせただろう いつの間にか 桜は咲いてた まるで心 (わたし) を 試すかのように つめたい雨は止んで すぐに降って ねぇ お願いよ もう散らないで 何だかもう会えないみたいで 何て言ったらいいのか分からない 初めて会った あの日の言葉 笑顔も全て今になってよみがえるの 右の頬にまた… イヤだ 泣きたくないのに 「ずっとずっと言えなかった」 なんて そんな気持ち知らなかった その胸の中 いくつ傷を負わせただろう いつの間にか 自分 (わたし) が消えてた ひらり ひとり 落ちて またぽろり 「またね」の一言が出せない だってそうでしょ? こんな泣き顔に向かって 別れまで笑いかけないで 「ずっとずっと言えなかった」 なんて そんな気持ち知らなかった その胸の中 いくつ傷を負わせただろう いつの間にか 桜は咲いてた