さよならしてあげるよ 今も好きだけれど これ以上あなたを 苦しめたくない 少しずつ失くすよりも 想い出にしたいの 懐かしさもない恋にしたくない …だから、もう <♪> 呆れながら つい吹き出したっけ 迎えに行った朝焼けの大通り 金欠の後輩に全額あげちゃって 夜通し歩き 帰って来た あなた あの日も寄ったファミレスも もう 今はただの駐車場(パーキング) 緩い坂下り 時の三叉路(さんさろ)に さしかかった2人 さよならしてあげるよ 今も好きだけれど これ以上あなたを 苦しめたくない 駅まで送ってよ 歩いてもいいでしょう? 最後の道程(みちのり)、 未来への帰路を。 …あなたと。 <♪> 内定取れなくて 落ち込んでた時も 同じ面接を受けた友達の 採用を知って喜んでた あなた 自分のことのよう… だから好きだった 友達みたく ずっとそばにいたいよ 知ってる…それは無理。 先に大人になるフリの私 滲み出した夕陽 「やっぱりここでいいよ」 駆け出した横断歩道 青信号が点滅していた 追いかけてくれると どこかで思ってたの 流れ出す車道 呼び止めるのは ただ騒音 <♪> この道は いつでも続く あなたへと。 青い春はもう訪れないけど あなたの面影を 目に焼き付けたいの いつものように 両手を振ってよ さよならしてあげるよ 今も好きだけれど これ以上あなたを 苦しめたくない 少しずつ失くすよりも 想い出にしたいの 懐かしさもない恋にしたくない …だから、もう