眠りなさい然も素知らぬ 赤児のように La LaLaLa LaLaLa La 幼い身体は 願いと欲望 適える入れ物 舞う蝶のように 春散る花のようにと 私の手の中 育って 歪なたまごを託して あなたが生まれて授かる 罪と罰と 誰かによく似た あの揚羽の模様に もう抑えられぬ衝動に 脈打つメロディ un deux trois quatre cinp six 誰かの声も届くことない エデンの底から謡う 言い成りでいいのに 甘くもろく 崩れ落ちる 埃塵の積もる部屋で 溶け合ってゆく 秘密の誓いを画して 或いは 口から与えた 唾と蜜を 求めあっていても 果て 最期は共食い 全て理解りきってたのでしょう あのねママ 天使が蒔いた胎の中 編んだ 運命の輪 決まり切った 呪いの連鎖 誰かの声も届くことない エデンの底から謠う 言い成りでいいのに 甘くもろく 崩れ落ちる 埃塵の積もる部屋で 溶け合ってゆく