斬撃 屠る灰の弦 瞬間に終わる機械の命 奪い合うことを繰り返す 此の地に刃を突き刺しながら 叫びとは狂える様な惨禍か 驚嘆 幸福 恐怖 哀情 災禍に塗れた感情の意味は ■問■ 躰と精神が 徹底的に別たれていたなら 必要のない此の感情の存在も 許されるのか? 躰と精神が 徹底的に別たれていたなら 傀儡なら 心が無いなら 何故此れ程までに焦がれたのか ◇◇◇◇◇ 滅びと再生を永遠に繰り返す 価値の所在は何処にある? 千切られた虫の手足のように、 運ぶ生命を失い。 なおも永らえようとする 此の命の価値とは何処にある? 其の存在が不透明な命 終わりもなく繰り返すは 争う事それ其の物が映る硝子の揺り 篭を殺しながら 嘆きとは蕩ける様な甘美か 軽蔑 興奮 困惑 罪悪 災禍に塗れた感情が 繰返:■問■ ■訴■ 到らぬ夜は、濡れた血の色に、 罪の無い命に。 「 ◇◇◇◇◇ 」な儘で、答えも見えぬ侭――。 :::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::: 融け合う躰と精神が分離して 砕けるならば 必要のない此の感情の存在も 許されるのか? 躰と精神が 徹底的に別たれていたなら 傀儡なら 心が無いなら 何故此れ程――。 繰返:■訴■ 「 ◇◇◇◇◇ 」な儘で、月の涙 照らされた光が 想いが去り――。 繰返:■訴■ 月ノ光ニ照ラサレ…… Everything the lives is designed to end. Is this the curse or (somekind of) punishment? 繰り返される問と訴え、 其の答えを私は知らない。 此れは呪いか、それとも罰なのか。 続く問答のように、 滅びへと向う螺旋の中で苦しみと 輝きを繰り返す。 私は、其の輝きを美しく、 そして尊いと感じている――。