「コニーアイランドの 遊園地に行こう」 カーテンの隙間から 線状に覗く空を見て ここはほとんど 真っ暗だって気付いてる 何も断ち切ることが できないわたしは この国から出ることすら 無いと思う 偶然と運命の支配下で 平静を装っている羊が 何をすればいい? どこへ向かうんだろう 悪夢ばかり見るんだ 最近は 曖昧な暴力で懐柔されてる “またね” 震えたまま あと何度…? 途切れない円環を 滑り落ちているだけで 前に進んでいる 気がしていた、 いたかった 雨がずっと降り続いて さよならの意味探す度 君がくれた おやすみ 数えて眠る ゆるやかに溶ける日々を 甘い夢で覆えば 細胞は剥がれていく わたしはすぐに消えていく 柵を越えて行かなきゃ 迷えるほどの広さを 駆け抜けてみたいの 一瞬で色を変えていく この目が映す 青く浮かぶ痣さえ描く ひとつも君は 穢れていないと だからもう置いて行ける 窓を開ける 生ぬるい風が入る となり街へ出かけよう 明日はその先へ 無数の粒子が舞って 輝く
