Track bypolly
弱者に向けた愛は 殺意に似た偽善か ナルシズムに溺れた 厚化粧の自愛だ 人は何故に群がりながら同じ絵を 描きたがる 暗がりの残火 人は何故に群がりながら同じ孤独を 得たがる 熟れた哀の肥大 自己否定のモラルに 支えられた孤独は 誰かの真似で魅せた 間抜け面の私欲だ 人は何故に群がりながら 脆いものに毒を撒く 匿名の残火 人は何故に群がりながら同じ傷を 舐めたがる ほころびの際 人は何故に生きてるだけじゃ 物足りず 手にしたがる 永遠も愛も 人は何故に言葉を持ち心を持ち 別れを知り 涙を流すのか