恋をしてみる おしゃれなおんなのひと さみしさは飾りきれない 無言の夏 なぜ花は踊らない なぜ鳥は歌わないの 指でただまわして グラスの中で溶けてゆく かぶれきったおとこ それっぽく魅せてるだけさ 無用のただの筒 夏はくぐりぬけてく まともなフリして ぶっ飛んでいたいだけ 童話の中の人のように ただ身を任せて 軋んで 遠い海のほうへ 遠い国のほうへ いかせて なぜ花は踊らない なぜ鳥は歌わないの 指でただまわして グラスの中に残るだけ 恋をしている すけべなおんなのひと いつもすっとぼけてる 夏がただあばれている まともにもなれず かっ飛んでいるだけ 童話の中の人のように ただ身を任せて軋んで 遠い海のほうへ 遠い国のほうへ いかせて