MILK

歌詞

退勤後はもう少し優しくしてね 眉の動き一つで読み取れるのよ あなたに戴いた嘘は今思えば 可愛いものばかりで 焦った顔がとても好きだった 退勤後はもう少し優しくしてね 声色の加減一つで解ってしまうのよ 浮き草すら刀にして立ち向かうわ 果敢なあたしの身の熟しを認めてね こんなに間抜けなあなたを あの人は本当に愛してるの? 美しく見えるのは儚いから あなたが一番分かってるでしょう? あなたの声が 聞こえた気がした帰り道 こうなる事は いつだって分かってるのにな 帰る場所が無いのはあたしだけ あなたが世界一幸せであるように いつかその手が 追い求めているものを あなたのその暖かい手のひらで 掴めますように ただそこへ向かうどこかで 膝をついてしまいそうな時は あたしは風となって 包み込めますように あなたのため息を そっと誤摩化せますように もしもあたしの心の声が 聞こえたとしても 怖がらないでね きっとそこには理由などないから あなたの声が 二度とあたしを呼び止めぬように あなたの夢が 全て想い通りになりますように ねぇその気の強い眼差しには 間抜けな声がよく似合っていました