わらわら零れる言の葉 ばらばら壊れる心は 刹那に切ない舌内 短し命が囀る 嗚呼、嘆かわしや…嘆かわしや… 嗚呼、哀れみが頬を伝う 闇に病み続けた人よ 見失ったまま…また一夜 まだまだ零れる言の葉 まだまだ壊れる心が 最後に吐き出したモノは 孵卵した腐乱日和 何も聞こえはしないのに ほら 何も届きはしないのに ほらね 何も響きはしないのに ほら 何も見えてはいないから 「独法師」 寂しさ故、伸ばした手に絡み付いた 仮初は欺瞞情緒の海に沈み行く 苦しさ故、藻掻いた手に絡み付いた 嘘に溺れ静寂の底で孤独を愛でる人 ―絶叫― 何も聞こえはしないのに ほら 何も届きはしないのに ほらね 何も響きはしないのに ほら 何も見えてはいないから 「独法師」 寂しさ故、伸ばした手に絡みついた 仮初は欺瞞情緒の海に沈み行く 苦しさ故、藻掻いた手に絡み付いた 嘘に溺れ静寂の底で孤独を愛でる人 ―絶叫―