またへらへら笑ってごまかしてる 会話が1つも入ってこない 何が面白いのか 何が心地よいのか 集団に入っているだけでとりあえず 安心しているのか 本当はうんざりなはずなのに すんなり抜け出せない 下手な相槌打って取り繕ってる 僕は一体誰なんだ? 僕が付き合う人は次々衰弱していく 愛情が思いかい? 興味ない? 情けない? ここにいない 人を大切にするって どうすればいいんだろうね もうわからないよ 親の愛情を知らない僕は 一生愛に飢えて憂いて さまよい続けるんだろう きれいなものを見て 綺麗だと思える心は 残っているかい? 僕は敗者の立場でいい 生まれた時から不平等の世界にいて いつまでたっても惨めなままだ さぁ歌おう 人間て何? いつもこんなことを 考えている僕はおかしいだろ? 誰にも理解されないこんな歌を 今日も作っているのさ あーあ 僕は僕を違う角度から 眺めとほくそ笑んでいるの ジタバタもがいている自分見て この身を今日も慰めてんのさ 5歳の時に見た光景 なぜか爆音でかかっていた木星 悲壮感漂う異常な空間 酒乱で暴れまわる母親 飛び交う食器と突き付けられた包丁 ろれつの回らない暴言 働かない父親に愛想をつかせて 他の男と出て行った ネグレクトの父親は いつも家になくて 大人になった今もまともな 会話もできない 親子って何? 僕の基盤は何? 未完成のまま 大人になってしまったよ 欠陥だらけのまともじゃない人間が また1人増えてしまったね 苦しい過去を打ち上げると まだそんなこと言ってるのか あなたそう言ったよね だからもう繰り返さない 振り返らない もう誰にも話さない 僕は一生満たされる事はないだろう また新たな癒しを求めて 今も彷徨続けている そんな僕にも大切な人ができて 素敵な時間を過ごしたんだ 手をつないで夢を語り合って ちゃんと目を見つめあって 微笑み合っていたんだ お互い傷ついて育ってきた僕らは こんなくだらない世界を生き抜いた 確かに生きていたんだ 朝まで踊り明かして 2人で見た朝焼けはとても綺麗で ほんとに馬鹿みたいに ピュアな恋をしていたんだ でもまた終わってしまった はかないつかの間の恋 大切な人を大切にすればするほど 窮屈にしてしまう 人との関わり方がわからないんだ 結局僕はいつも1人だ ひときわ寂しさが募る 無力で無能な人間だ さあ歌おう 人間て何? いつもこんなことを 考えている僕はおかしいだろ? 誰にも理解されないこんな歌を 今日も作っているのさ あーあ 僕は僕を違う角度から 眺めとほくそ笑んでいるの ジタバタもがいている自分見て この身を今日も慰めてんのさ 自分が誰なのか定まっていないのに 人を愛するからこうなってしまうん だろう しばし自らの体を傷つけて自らを 癒す そんな行為をそんな僕を 僕はいつもはたから眺めてんだ 冷静に冷めた目で 見てるもう1人の自分 はいゲームオーバー リセットボタン、ポチッ また1からやり直す人生ゲーム 人生なんてそんなもんだな 今日も何食わぬ顔して 一般人のふりして生きるよ まともな人間になれるように いつも笑顔絶やさず 優しい人間でいるよ 僕はしぶとく行き続けるよ ピュアなふりしながらね