あんなに愛おしくて 揺らぎあったあなたを 僕にはもう愛せないよ 憧れに憧枯れて ほつれかけた胸の糸を なぞりながら夢に落ちて いつも君を待っていた 約束の場所 あの日のまま止まった 潮風が攫っていくのです 数多の欠片たち全て 溢れていた想いが 儚く消え去る日を 何処か望んでいる 君に逢えた世界の 不確かな言葉(こと)さえも 信じられた心から 僕は忘れやしない 遠廻りし過ぎたよ 憧れに憧枯れて 宝物手離すと 僕はそう決めたんだ 霞がかる想いが 左頬を伝うの ありがとうと伝えたい 全て消え去る前に 君に逢えた世界の 不確かな言葉(こと)さえも 信じられた心から 僕は迷いはしない 願いが叶いそうだよ 憧れに憧枯れて だからこの手離そう さよなら 愛しい人