髪が揺れる その隙間から見えている景色 子猫が走る 髪が揺れる その隙間から見えている景色 子猫が走る 耳を貸して余計な言葉聴かないで 文末の言葉走る 息を止めてから数秒間 止めなくても良いと気づく このままどこまで続くんだ 自然と目をつぶるようになる 覗く窓のその隙間から見えている 景色 彼らが走る 右手貸して余計な事は聞かないで 頼りにしてよと走る 大きな手を握ることは 父親以来だと気づく 飛んでいく前髪をずっと 隠したいと思うようになるのは 君だけだよ 今日も明日も明後日も 撫でてくれたこの髪を 綺麗に伸ばそうと思う 君がくれる言葉は全部 あたしの顔を赤くする 君が笑ってくれる度 胸が苦しくなって泣きそう 息を止めてから数秒間 止めなくてもいいと気づく このままどこまで続くんだ 終わらないでと目をつぶる