懐かしいその咳ばらいに 戸惑う僕あての Crying voice めずらしいよね 涙声のままで 少しだけ逢いたいと 寂しさが言わせた 明日が晴れればきっと 辛いことも 乾いてゆくよと 君の誘いを断れるほど 強くもないのに 雨を聞いていた 跡がつくほど 誰かと抱きあった夜を 置き去りのままで いさぎよく忘れゆくほど 人は強くはないよね 探し物はきっと 僕じゃないから 今夜は静かに 「おやすみ...」 君が人恋しい 時間にはいつも ここにいるから 一人でいるから Close by your side... 君の眠り 盗んでゆくのは おぼろげな昔の思い出 弾く水しぶき 通りのクラクション 沈黙に響く オルゴールの音色のよう 呼吸止まるほど 愛しさが加速してゆく 今すぐ逢いたい 君を惑わせたくはない 心の振り子は揺れる 宝物はずっと 君の微笑み だから今夜は 「おやすみ...」 言葉途切れるたび 震えてる胸 かすかにもれた 君の声が痛くて Close by your side... Oh… oh oh… 探し物はきっと 僕じゃないから 今夜は静かに 「おやすみ...」 君が人恋しい 時間にはいつも ここにいるから 一人でいるから 涙をすべて僕に 預けた明日は いつもの明るい君でいて 春の木洩れ陽のように 優しい笑顔の 君に逢えるなら 僕は側にいるよ Close by your side...