Track by水ゐ涼
最果ての夜明けを 焼き付けた瞳は 町の隅で息する 誰も知らない 散らばった光を集めて 描いた空の全ての色 小さなキャンバスから 溢れて 広がる 緑滴る丘 夕焼けの故郷 ユメの山に埋もれて 密やかに 強く 「どうして生きるの」 「わからない」 歩いた 悲しみの旅路 喜びの足跡で 生きて 笑って 過ぎ去った懐かしい未来に 「ここだよ」大きく手を振って 散らばった 光抱きしめて 描いた空の全ての色 仰げば燦き 淡彩に燃えて あなたの元へと 飛んでいけたら 風は 何も言わず 吹いている 轟々と