華やぐこの街を背に向けて 私は今日去ってゆく あなたと過ごした思い出を 皮肉に連れたまま この道はあなたへと通った道 手を繋いで歩いたね 喜びや悲しみを知っている 共に歩いたこの道を 夢を語り合った出会い橋 夕日がとても綺麗だったね 立ち並ぶネオンがひしめく夜も 時を忘れて 白く輝くこの道を今は一人歩く どれくらい経てば忘れるだろう 悲しみに揺れる街を 涙で滲むこの道を 色づく緑がほとばしる 風に仰いだ並木道 春夏秋冬 駆け抜けて 共に歩いた散歩道 時に目を逸らす事もあった けれどあなたを信じてた 泣いて泣いて泣き潰れた 夜もあったわ 遠ざかる景色が小さくなる もう戻れないの いつかは語れる時が来るの こぼれ落ちる砂のよう あなただけが希望だった 遠ざかる景色が小さくなる もう戻れないの いつかは語れる時が来るの こぼれ落ちる砂のよう 白く輝くこの道を今は一人歩く どれくらい経てば忘れるだろう 悲しみに揺れる街を 涙で滲むこの道を
