ただ上を目指す カンダタのよう 服脱ぎ捨てて 伸びゆく先を見ている その季節を冬と呼んだ uh 何が望みかなんてわからないままで 朽ちてゆく僕らの形 「もういいじゃん」とか言わせない 仕方のない犠牲の焚き木 陽を見たいだけ 君はそう言うけど ただまっすぐ陽を目指す ただまっすぐ生き延びていく それがきっと誰かの糸になるから ただまっすぐ陽を目指す ただまっすぐ生き延びていく それがきっと誰かの影になろうとも その葉が落ちる その時までに あと一歩進めば きっと手が届く あと一歩進めば きっと気がつくのに 一歩進むための 雨が降らないせい 光求めてもなかなか 届かないくらい暗いね まだ沈まない見えぬ太陽 それすら忘れて 伸びていたい この世変えるため もう季節は遠のいてる uh 何が望みかももはや考えなくなる たった一度だけ 添えられた花を眺めてみた 君はその地面のことなど 知らないふりだった 一羽の鳥が話しかけている その地に根付けるよう囁いた 独り占めしないでと声がする 聞きたくないと思った その葉が落ちる その時までに あと一歩進めば きっと手が届く あと一歩進めば きっと気がつくのに 一歩進むための 雨が降らないせい 光求めてもなかなか 届かないくらい暗いね 明日はきっと雨降るだろうと 待っていれるほど言葉がない 今にも朽ちてしまいかねない根を 支えている 君の身を変わるがわる襲う乾きと 成長の渦 荒れた地面に与えられるもの その身の中に 陽を見たいと願ってただろう その言葉だけを抱えてきた 今にも朽ちてしまいかねない根を 支えている 君の身を変わるがわる襲う乾きと 成長の渦 荒れた地面に与えられるもの その身の中に