もっとふわっとした声で ぎゅっと心捕まえて なんともなく熟してる あの背中を見て 働くとなると からまわる僕の 腹からの声と バラバラの手元 窓ガラス越しの これからの明日を 学ばずに進むの? 転ばずに走るの? 「無いな」 毎夜 書いて 蒔いたタネを 忘れて失って 次は楽になるって 心ここにあらずで バカになれる時を 繰り返す何度でも 甘く溺れる僕らを 恥じらって 無になって ピクルスのような 世界にひとつだけの マニュアルの通りに 頑張ると暖かく転ぶ あの背中を見せて 咲いたはずの 愛や恋の花を 枯らして失って 次は雨が降るだけ 僕が泣けばいいだけ 早く壁を壊して 君だけで二人になって 迷うことがないくらい 君の独りよがりで 渦の中へ バカになれる時を 繰り返す何度でも 甘く溺れる僕らを 恥じらって 無になって ピクルスのような 世界にひとつだけの マニュアルの通りに 世界にひとつだけの 僕たちのために 頑張ると暖かく転ぶ あの背中を見せていて あの橋に招かれた 道草のような今 このままも良いかもな ひとり離れた青もまた 背中を見せて その背中を見せて
