明日 きっと 空泣の先 咲き誇れるように 遠回りの帰り道 描く 少し寒い春 痛むのは 濡れそぼつ未来地図 傘を失って ああ とめどなく零れる 花びらの影 流れる雲に 逆らうように 刻む 道標の羽 振り向かずに声を聴いて 巡り咲く 春宵 名残の月へ 交わす瞳に移り逢い 風に鳴る彩のぬくもりがほら ずっと 心に在る 其々に紡いだ日々は不確かな 僕らの境界線 まだ 揺れ惑う それでもまた 消え入りそうな夢の続きを描くため 強くなれるかな 足音が聞こえる 遠くで 導いて手招く 七彩 染め合い織り重なる いつか この思いよ 虹に咲いて 明日 きっと 空泣の先 星の瞬きをくぐって 色数多 凛と 歌う応えは いつも ここで 巡り咲く 春宵 名残の月へ 交わす瞳に移り逢い 風に鳴る彩のぬくもりがほら ずっと 心に在る ずっと ここに薫る