いつも通りの黄昏の街 一人きりで歩く帰り道 今日も特に異常はなし それなりにいいところに住んで それなりにお腹は満たされて それなりに幸せなのに (心のどこかで無意識に) もっともっとって温もり求めて けれどもう二度と触れられないなら このままでいいと言い聞かせてる あなたの形のスキマはこのまま ひとりぼっちの夜、目を閉じて 微睡の中で記憶辿る 届きそう見慣れた背中 ふと目を開けたら午前3時 さっきまで鮮明だったのに 夢の中には戻れない (胸のスキマ夜風にさらされ) 振り返れば揺れてる残像 胸の中で広がる残響 時が忘れさせてくれるのかな? 忘れたくないよ姿も声も もっともっとって温もり求めて どこを探してもあなたはいないのに 正しい「さよなら」ができるまでは あなたの形のスキマはこのまま? もっともっとって温もり求めて あなたが残した言葉思い出す 「お前は好きなことして生きろ」 あなたの形のスキマはこのまま… もっともっとね (心の中にぽっかり 空いたあなたの形をしたスキマは) (思い出で満たされてゆく) 全て受け入れて これでいいの (あなたがいない生活にまだ 馴染むのには時間がかかりそう) (そんな自分とも向き合って) そして人になる