ボロボロになって 這いつくばって泣いて それでも未だ 立ち上がれず 「もう全部いいか」なんて 吐き出して空に舞い 本当は良くないって知ってる 都会の片隅の 夜の帳から 絞りとった悲しみのように 静かに頬を伝い 流れた涙は 限界まで頑張った 君の証じゃないかい もう一回? もういいのかい? 心はなんて言ったの? 未来が見えなくなって 全てを受け入れられなくても 僕らの前に道は続く 歩いてくしかないんだよ 願っても叶わないこと 寂しさは胸を締め付けるけど いつか心に空いた穴に 「ありがとう」って花が咲く そう信じて ふと目を覚まして 一人だと気づいた こんな日が来るなんてね 形あるものはやがて終わるけど 旅の最後に何を想おうか いつもの場所に立って はじまりの音が鳴り 愛するみんなの声が聞こえる 照らしだすスポットライト 見上げる度に 残りの数を数えてた 「ゴールラインは スタートライン」って そういえばいつも 唄っていたっけな 未来が見えなくなって 全てを受け入れられなくても 僕らの前に道は続く 歩いてくしかないんだよ 大切なものを失って でも失ったから唄える歌があったよ 不安で泣きそうな心のままでいい あなたに今この歌を唄ってるよ 目の前に押し寄せた現実に囚われて もう未来もすべてを諦めた時 下りたはずの幕の向こうにヒカリが 射して 見上げるとそこにはあなたが 居たんだ エンドロールの向こう側で 歩き始めた僕の歌が いつか折れそうな心の側で 暗い道を照らせたらいいな 未来が見えなくなって 全てを受け入れられなくても 僕らの前に道は続く 歩いてくしかないんだよ 大切なものを失って でも失ったから唄える歌があったよ 不安で泣きそうな心のままでいい あなたに今この歌を 唄っているよ