Track by冬にわかれて
眠る私の上 小鳥がやってきて たくさんの話をして 飛び立った あれは誰かの影 見慣れた羽根つけ 時間を越えるように 飛び立った 空の蒼さを受け止めていたんだ 焼き付けるように 雨に間に合うそれまでは 心地よい風だ 星になった人と わたしを繋ぐのは 指先の先の雲の形 舟を漕ぐ人 水に浮かぶ人 夜の向こうから いつかわたしも眺めていたんだ 星を明からめた まるでひとつの 呼吸のような朝