降り注ぐ真っ白な光の中にいた 忘れることない記憶のまた 光の中揺らいでいる 今 君はどこにいて 何を思っているのか 伝える術ない この僕の祈り届くか 光は揺らめいて君の姿を象った 一言も言葉を交わすこともなく もう会えない別れの日 光は僕の中 幻となる 小さな火 一つ吐いたら落とす影の中で 僕は揺れる 伝えたい あの時の言葉思い出さず 小さな目眩に僕はそっと 体揺られ遠くを見る もう君は僕のこと 責めたりはしていないかい? 許してほしいと僕はまだ 悔やんだままで 光は影を縁取り織りなして 溶けていき 美しい陰りの色は 境界を見つけられず失った 光は僕の仲間下ろしとなる 全ては夢 呼吸を忘れた刹那 その手を離していた 目眩のような光の中 僕はただ一人残る 一つも君の心 救えずに 僕は言葉を無くす 光は揺らめいて君の姿を象った 温もりは消えていく最後の時を 惜しむように重なった 光は僕の中 幻となる 全ては夢 現実はただ影に塗り潰され もう何も届くことのない世界へ 二度とこの手は繋げない