東京の夜の空は思ったよりも 澄んでとても綺麗で なんだか泣きそうだ あの頃の君みたいだ 東京はいつも 工事中でご迷惑おかけしますって 謝ってばっかりで あの頃の僕みたいだ そんなことを思ってしまった 会いたいなんてこと 言えないなこの先もずっと 写真に手を伸ばす あの街もあの空も君と僕のものって 赤い糸で結ばれた手と手 このままふたりでどこにも行けずに 世界の終わりを待っていたかった なんにもない日々の中 そう思っていた日々の中 僕は過去を彷徨って なんでもある日々の中 そう気づいた日々なんだ 映った景色 遠くなってゆく あの夜が明けた先の星をずっと 見ていたかった 東京