透けたフィルム越しに ずっと見ていたよ かなり滑稽な姿 透かした顔をして 一番優れた生き物だと思っている 辺り見渡しても 個人の主張は無い ただ「横を習え」で 上塗り着飾って 誰かを愛してるふりをしてやり 過ごす どれ程 睫毛を濡らしても 二度ともう そこには帰らない 激痛の夜は 一人で乗り越えたから この先踏み込んでいく 超人の領域 どれ程 睫毛を濡らしても 二度ともう そこには帰らない 臆病な君は その場を動けないから 他人のふりをする⋯震えながら 生温い愛情は これ以上もういらないから この先踏み込んでいく 超人の領域へ