とても わがままな子だった 思ったこと全部 口に出してしまうから いろんな子を泣かせた とても ナイーブな子だった ちょっとしたことでも ほほをそめて喜ぶから なんだか憎めなくて 一人ポツンと 夕焼けを 見つめてた 横顔が 今も うかぶよ たくさんの恋をして きれいになるのなら あの夏の私達 皆 きれいだったよね たくさんのさよならが きれいにするのなら きっとどの子も 輝いて どこかで生きてる とても おしゃれ上手だった ぬれたような瞳 誘うようにみつめるから いろんな子を泣かせてた あの子が いなければいいと 陰口言われても どこふく風 麦わら帽 指でくるくるまわす そうよ誰もが 気づかない 胸の中 それぞれのセシル 住んでた 正直に生きるなら 傷つくことばかりで 少しづつあいまいに 生きることを覚えて 強情で泣き虫な 私の中のセシルは 今の私を 遠くから 見て 笑うかしら たくさんの恋をして きれいになるのなら あの夏の私達 昔 きれいだったよね ほほえみでガードして 心をかくす前の きっと一番 輝いた セシルのいた夏