ねぇ、あの星が消え行くその先には 何が待っているのでしょう 群青色の夕暮れ コントレイル 僕たちは黙ったままで 意外とまだ明るい 西陽を追いかけ て 遠くまで来ちゃってたね 帰りの電車に 揺られる横顔が カンパネルラのように いつの間にか 君が降りて行かない ように 嬉しそうに幸せそうに 笑っててほしい、と願っています だから、また溢れてきちゃった涙の 止める方法を教えてよ 届かないと知ってて 伸ばした手は 今は 何かを掴めたかな 足掻いても どうせ 纏わり付くよ うな 心細さは消えない 大事なものは 何処か、じゃなく 此処にあった 箒星に跨って 砂漠の月 かつての皇子サマと 君という恒星(ほし)に辿り着いた 僕は 同じ夢を生きてきたんだ ねぇ、あの星が消え行くその先には 何が待っているのでしょう 群青色の夕暮れ コントレイル 僕たちは黙ったままで