Track by詞遠
昼下がりの白い光 揺れるカーテン 風の匂い 忘れかけた遠い声は 向日葵に少し似てた 耳をすませば揺れる蝉時雨 二人の影は淡くにじんだ またねって言えたなら こんなに胸は痛まないよね 夕立 濡れたアスファルト 君がいた夏のあと かき氷が溶けてしまう 話せなかった あの一言 打ち上げ花火 空に消えて 想いだけが残っていた さよならさえ届かなくて 空のどこかに置いてきたまま でも心はおぼえているよ 君といた夏の午後を ねぇ、あの夏は 本当にあったんだよね