⻩金とかプラチナ 例えようなんてないが 多分命の色があれか 小さな確かな美しい火花 大きく息を吸って 心臓が打つこと なんか確かめたくなって 少し耳を澄ました 生きてる意味なんてきっと 大きく語れはしないが 小さく見えるそれが どうしたって全てだった あの時弾けた閃光 それを頼りに歩いて 触れられたもの 手にしたもの 歌を歌うよ 誰かのためではないが 手が繋がってしまったら それが離せなくなるってだけさ 歌を歌えよ あなたと俺がたとえ 死んでもいい人でもいいんだよ 一つ一つの声でほら 大勢の中の一人 マーブル模様の交差点 肩をぶつけて謝った人 何故か目があった人 全ての日々はきっと観覧車の中で 回る 手が繋がっても違う夜の中を暮らす 生き物 抱え込んできたお互いの 痛みがどうだ 知ったことじゃないんだよ すれ違っただけ 歌を歌うよ あの時溢れた呪いも 優しく抱いてみることにするよ 出来れば誰かの分も 歌を歌うよ あの時受け取ったような 違う夜からでも届く声で 歌を歌うよ あの時もらった光は あなたに分けてあげたいんだよ 受け取ってくれたら嬉しい 歌を歌うよあなたと俺がたとえ すれ違っただけでもいいだろう 今一つの声でほら 今までとこれから全ての夜に咲いた あの時確かに目を焼いた 小さな確かな美しい火花