昨日君の夢を見たよ 元気そうで安心したよ 何か話しかけてくれたけど ぼくはちゃんと答えられたかな 君のいない毎日に なかなか慣れないぼくだけど 君は新しい街での生活に もう今頃は慣れたかな 今日君の住んでた町へ行くよ 桜のきれいなあの川沿いに 二人手をつないだあの道を ぼくは一人歩いてみるんだ 君がいなくてもこの町は 何も変わらないはずなのに 君が待っててくれないこの駅は なんだかくすんで見えるんだ 千本桜の川辺には 行き交う人の笑い声 春爛漫の賑わいに 思い出すのは君のこと 千本桜の枝揺らし 春風吹いて花吹雪 川面を染める桜色 静かに流れて消えてくよ 千本桜も青葉つけ また来る春を待つように 時の流れに染められて 君も思い出になるのかな? それとも いつかまた君と出会えるのかな?