狂えなきゃ最期 所詮 正義も悪も大して 散り際は変わらぬものなのです お気楽にどうぞ どうせ生殺与奪の権は ボクらの知るとこじゃ ないのでしょう 事なかれ深層心理 右に倣えたらテイスティ 間違い探しの延長線に やっぱ誰一人逆らえない 爪を立てる それじゃ最低裁定 手叩いて 正体不明の罪に怯えている 断頭台で踊れば 魔女狩りの夜がはじまる メーデー ああ スクラム組んで 徒党を組んで 指さしたら裁判 疑う脳内麻薬の海 間に合わせで描いた台本通り お涙最終回 早送りのできない B級映画みたい 狂えなきゃ最期 痛み 記憶も混濁していりゃ 火あぶりの類じゃ死にはしない あの時藻掻いて 形も振りも構わずいたってさ この刑は免れない 知らん顔でずるいや ボクだって笑ってみたいよ 声を枯らしてどんな歌よりも 吐いた 行き場のない心と無実の所以 それじゃ最低裁定 手叩いて 殺傷性十分な刃渡り数センチ 断頭台で踊れば 魔女狩りの夜がはじまる メーデー ああ 歪んだ愛の結末なんて大抵想定内 これが人生の地獄でしょう 間に合わせで描いた台本通り お涙最終回 早送りのできない 絞首台の上 さよならまた来世 後悔はない