僕らの最期

歌詞

春風が心に沁みてるんだ あの花は記憶に残ったままで 生まれてきた理由も分からないまま 蝋燭の火を消した 部屋の隅に隠したロープも 履歴を埋めた死に方も 足りないものはないのに まだ踏み出せないから それなら 遠く離れた街で死のうよ 遠く離れた場所へ行こうよ 海風なびく街もいいよな ねぇ行こうよ 遠く離れた場所で僕ら 誰にも見つからないように逝こうよ 君が泣かなくて済むように ただ「死にたい」 と言って死ねないのは まだこの世界に少し 期待してるから? そんな不確かなものは 捨ててしまえたのなら 楽になれる? だから 遠く離れた街で死のうよ 誰も知らない場所へ行こうよ 星空広がる空の下でさ逝こうよ 遠く離れた場所で僕ら 誰にも見つからないように逝こうよ 誰も悲しませないように 遠く離れた街に着いて 砂浜で僕ら語り合って 未来の不安も 拭い去ってしまえたらな 遠く離れた街で僕ら 死ねない理由を探しに行こうよ 明日泣かなくて済むように 君が逝かなくて済むように