夜の闇の中うっすらと 月灯を頼って来たわ なにも知らずに眠るあなた 迎えに来たのです 茨の庭をくぐり抜けて 解けておいた鍵 窓を開け あなたの部屋に音も立てず 立つのはわたしです さあ いっしょに時を超え はるかな旅へ まだ夢の中だけれど そう つながる心 気配を感じてを目を開ける あなたと気づいて身を預け わたしの人生の終わりは 永遠のはじまり さあ わたしの胸の中 まぶたを閉じて ああ眠りから覚めたら もう ふたりの世界 人間のふりをして生きていく わたしに任せておけばうまくゆく 永遠の命をささえる 真っ赤な薔薇は絶やせないエナジー あなたとわたしの 気づいたときには雨の音 目覚めなかったらただひとり 時を彷徨うしかなかった あなたは涙ぐむ ああ わたしを恨んでも どこか逃げても そう運命はふたりを また 巡り会わせる 鏡に映らず生きていく そんな世界にもやがてなれてゆく 永遠の誓いを交わして 真っ赤な薔薇の花束この胸に 人間のふりをして生きていく ふたりいっしょなら きっとうまくゆく 永遠に月日を重ねる 真っ赤な薔薇の花束この胸に あなたと わたしと ふたりで ふたりで