君に今、心から告げる 「ありがとう」も 「ごめんね」さえも 未だに言えずにいたから ねぇ…聞こえていますか? 置いてけぼりの 行き場無い愛の唄 今日も歌います 出逢いから、始まりの夜も、 サヨナラまで 全てが何故か、偶然夏の終わりで たった一度の幸せな冬 季節の様に彩を変えながらも “永遠”と疑わなかった 君は嫌いだね 前も向けずに俯く僕は こうして幾夜も、 擦り切れた心を庇うまま また冬が… 100万回は言えなくても、 もっと「好き」と伝えてあげてたら 最後の「好き」には ならなかったかな? 今更こんな唄ひとつじゃ 拭えないね この罪も、涙も… “もう一度~”なんて夢見る事も、 今は僕を惑わせて 気付かぬまま過ごせば 無理矢理でも君の 幸せくらい願えていた ドレスを纏い、 くちづけに誓う事さえ出来ない君は 誰を愛して、未来を描いて その花を咲かすのだろう? ごめんね… 100万回は言えなくても、 もっと「好き」と伝えてあげてたら 今でも君は此処に居たかな? 「今更だ」って押し殺せば 余計にホラ…また胸に降り積もる この雪の様に、次の春には溶けて 消えたらいいのに 裏切りずっと繰り返した、 僕なんかを信じられないよね? それでも最後だから聞いてよ 「愛しています…ずっと、ずっと」 「今まで以上、誰より君を…」 その花枯らさずに笑顔でいてね サヨナラなんて言わないよ この先また巡り逢うまで、 強くなると誓おう その時ドレスを君に 着せてあげるから