眠れない夜には ひとり車を飛ばして もう戻れない 心の行方捜すの 風向きが変われば 薄着の肩がせつない ねぇそんなに きっと私 強くはなかったのに 暁の空が 私をつかのま少女にさせて つないでる指から 恋がひとり歩き 2年前ならね 少しは大人ぶっていたから あなたのこと もっと距離をおいてみてたはずよ だけど言葉じゃなくて 理屈じゃなくて 偶然のきらめきね 傷つくことを予感しても 誰にも止められない 星のない夜には ひとり彷徨う想いが もうどこまでも 私をひきとめるから 潮風のにおいに あなたがよぎってくけど 不思議ね 今 深呼吸でみんな忘れられそう フロントグラスに 光が低く飛んでゆく頃は FMもブレイク 闇が包み込むわ 同じこの道を あなっと笑って駆け抜けたね 手を伸ばせば 届くほどに まだ胸に熱くて 何を捜していたの 求めていたの だけど確かなことは 違う誰かになりたかった あの日の私がいる <♪> 星のない夜には ひとり車を飛ばして もう果てしなく 明日を見つけたいから 心で叫ぶのは なによりほんとの私 不思議ね 今 深呼吸でみんな忘れられそう