蒼い光に照らされながら ゆらり君の髪揺れる ちぎれた花びら赤く染まれば 黄昏 君の夢を見る 遠ざかる記憶の中で 回り続けた日輪草 耳を澄ませて聴こえてくるのは 懐かしい歌よ 辿り着いた君の心に浮かぶ涙を 雨は流して虹んだ空へ 数え切れない大切なことを 想い重ねて 空の向こうへ 白い光は闇を遮り差し込んでゆく 君の方へ オレンジ色の風に流れて 溶けてゆく夢のかけら 遠ざかる記憶の中で 探し続けた夏のにおいを 耳を澄まして聴こえてくるのは 懐かしい歌よ 辿り着いた君の心に 浮かぶ涙を 雨は流して 虹んだ空へ 数え切れない大切なことを 想い重ねて 空の向こうへ