校庭の片隅で遠い目をした青春が あいつらは今どうしてんだって 僕に聞いてきた まあぼちぼちやっている もういい歳にもなったし 答えたら何だかさみしげな顔で そうかと笑った その帰りの車で涙とは違う何かが まるで祈りみたいに 透明なままこぼれ落ちた 幸せや不幸せそんな言葉じゃ 片付かない カーラジオから 古いロックンロールが 胸を突き刺した 永遠に出会える場所があるなら ほんの瞬間の閃きの中で 確かめろその手に残されたぬくもり ありふれたことさえ愛おしくなる さよならも言わずに 過ぎ去って行く日々は 決して幻なんかじゃない 死んでしまいたいとか 何もかもなくしただとか 素っ裸で生まれた日には 思いもしなかったよ 愛だけじゃ生きられない でも愛だけは捨てられない そんなことを言いながら 僕はここで生きているよ 永遠に出会える場所かあるなら それは瞬間の閃きの中で 駆け抜けろあの頃追いかけた未来を 思い出にしないで夢は続く 涙にも消えずに燃え上がる灯火は 決して幻なんかじゃない 青春よ聴こえてるか まだ君に見せたい続きがある 青春よ聴こえてるか 夢の残党兵は今日も叫ぶ 辞めない ぶれない 誤魔化しはしない 覚悟はとっくに決めている 青春よ聴こえてるか 君をこんなところで 終わらせやしない