まだ僕はさ 忘れられず 2021年をさ 繰り返す まだいて あの娘がいて 映画みたいな夏を思い出すのさ バレーコート 君のおへそ 太陽が反射する午後1時半 夏休みが終わっちゃったよ 恋を乗せて 君の下着が透けて見える夏の放課後 僕の自転車 街を抜けて 話しかけたら 君は僕を嫌いになるから このまま僕は夏になるよ 風になるよ 6時間目は化学実験 君が屈んで僕を見上げるよ 汗ばむ体操服 こんなに好きなのにな 雨はやまない 雷響く 校舎裏を 君のこと考えながら歩く 嘘みたいに君が好きで 馬鹿になりそう 笑った顔は もう見れないと分かっているのに 思い出しては嬉しくなっちゃうな 白い肌も 長い黒髪もそばかすもないのに 確かめるように歌を書くよ 風になるよ