遠くに連れ出して 見えないところまで 乾いた肌の色 乞うように 這うように 無様に叫んだ 明日が雲から照りつける 砕いた錠剤で 眠りを突き刺した 唇の火傷が 綺麗な綺麗な桃色をしていた 計算違いだった カルキの味は嫌いだった 噴水に浮かんだ 綺麗な色をした蝶の羽も 血が出るまで握っていた 右手の感触も 風に吹かれて足がふらついて 心を落とすまで 大事に持ってるよ 俺はまだ大事に持ってるよ 「どこにでもつれて行けるよ」 なんてそんな嘘をついてまで 「大事に持ってるよ」 そう言って笑ったあなたを 大事に思ってるよ 風に吹かれて足がふらついて 心を落とすまで 「どこにでも連れて行けるよ」 なんでそんな嘘をついてまで 風に吹かれて足がふらついて 心を落とすまで 大事に持ってるよ 俺はまだ大事に持ってるよ 「どこにでもつれて行けるよ」 なんてそんな嘘をついてまで 「大事に持ってるよ」 そう言って笑ったあなたを 大事に思ってるよ 風に吹かれて足がふらついて 心を落とすまで 大事に思ってるよ そう言って笑ったあなたを 大事に思ってるよ