あぁ 風が吹いてた 夜のなかで ふたりは 子供のように眠っていた あなたのそばでわたしは 自由になれる 汚れたサンダルのまま ドアをたたいた 戻れなくてもいい 愛を知らない 明日がみえない そんなあたしは もうどこにもいないわ すべてを見たい 感じあいたい なにもかも超えてゆける愛を まぼろしでもいい 嘘をついてもいい 戻れなくてもいい あぁ 砂に咲いてる あなたは薔薇 わたしは 最後の水も 差しだすでしょう 砂漠の たったひとつの シェルターのように あなたはわたしのすべてを抱いてた 帰れなくてもいい 何も知らない なにも言えない そんなあたしは もうどこにもいないわ 立ち止まれない 信じていたい 永遠さえも超えてゆきたいの まぼろしでもいい 嘘をついてもいい 帰れなくてもいい <♪> 帰れなくてもいい 愛を知らない 明日がみえない そんなあたしは もうどこにもいないわ 形などない 恐れはしない 指からこぼれた砂のように 何も知らない なにも言えない そんなあたしは もうどこにもいないわ 立ち止まれない… まぼろしでもいい 嘘をついてもいい 帰れなくてもいい 砂漠に立って さがしてたわ あなただけを