電話ボックス うずくまり きみをまつよ 水銀灯が照らしだす バラのモーテル 胸も凍えそうな 冷たい夜更けさ 思わせぶり 見せかけた きみのせいさ うるんだ目に 惑わされ ダンステリア 肩ごしに ほほえんだ 冷たい仕打ちさ きみは とがったブーツ光らせて 誰かと ふざけてた ぼくは 擦りへったシューズ けとばして 振り返るシルエット 信じてた 冷たくされても 嘘で飾りきれる愛が きみのすべてだろう ぼくを 見つめるなよ 窓に石を投げて きみを忘れてやるさ キャッチフォンだって割りこめない つらい恋さ 白けた空 眠りだす星のように 望みも消えそうな 冷たい夜明けさ きみは とがったブーツ響かせて 胸、踏みつけてゆく ぼくは 擦りへったシューズ しのばせて 流れる雲行き 案じてる 冷たくされても 嘘で隠しきれる愛が きみのすべてでも ぼくに 見せておくれ 窓に石を投げて きみを許してやるさ