どこだろう、焦臭いのは 疲れ果てて眠る 元々羽なんてない ヘリカルな塔の上 天秤にコインを積もう 諦観も達観もお揃いにしよう 君が嫌がる言葉を温めては 来たる累々に備えていた それでも僕が欲しいと 言ってくれるの? みたいに緩んだ翻訳をしていたんだ 形のない手形 水滴で遊ぶ いつまで僕を見て笑ってくれるの 元々月なんてない パステルの海の上 離れてください、希うとき 見られてはだめな手話のように 嫌がる言葉で確かめて それでもまだ欲しいって 願ってくれるの? みたいに緩んだ 翻訳をまたしていたんだ 形のない手形 無声映画のおわり いつまで僕を見て笑ってくれるの