大事な順番の一番は いつもあなただった でもあなたは私を いつも一番にしてくれない それなりに お互いに共鳴してても 分け合えない 譲れない 奪えない 何かがあること 気付いていた そばにいるのに 取れない淋しさ あなたを全部手にできない ほんの少しだけのあなたを 私は 心全てで愛した 胸躍るような恋が もしもあるなら それはあなたと出来なかった 毎晩泣き続けて 胸が張り裂けそうでも 哀しいくらいキレイだった あの日の恋 一枚の写真が 二人の時間を憶えている 二人が離れたって そこにある想いは 止まったまま ”会いたい時に 会えない関係は 必ず終わりが来るのよ。” どこかで耳にした言葉を 私は 今もずっと忘れない 振り返っては くれなかったあなたの 後ろ姿で 息絶えたの 呼び止める言葉なら 沢山あるはずなのに 愛しいくらい黙っていた 最後の瞬間 夢見てるような 恋がもしもあるなら いつか誰かと見てみたいな 思い出す度 胸が熱くなる恋じゃなくて 哀しいくらい 忘れられない恋じゃなくて