朝の寝室 気怠げに目が覚めて 君がまとう気体 ぷかぷか浮かべよう 光が明暗創造して 眩しい君は儚い 散り行く光の中を また朝焼け オレンジ 光の波が泳ぐ 色彩多彩な僕らの部屋まで 今は 揺れる世界の端っこ 君が そこに まだ居るのなら 乱反射する思いが いつかの君に 届くのなら (部屋を残して 今を残して 駆ける君を見てる僕には 何も奪えない 光の乱反射が映す君 揺れる世界で) 窓の隙間に 響く午前10時の 君と見たグラウンド 煙の奥へ 揺れる世界の端っこ 君が そこに まだいるのなら 乱反射する思いが いつかの君に届くのなら 揺れる世界の端っこ いつかの言葉の続きを 沈みゆくこの部屋に 君の姿を映すのなら 映すのなら