あの見慣れた 街に背を向け歩く 大きな荷物背負って 改札すりぬけた 行き交う人 忙しない交差点 冷えた手 澱んだ空気 また日をまたいでる 繰り返しの日々は 理想とは違うようで 憧れた世界は やけに眩しくて胸の奥で 光はなってる ずっと落とせない灯火を 胸に 今を生きてる あの日見た星空よ Ah… 冷たい部屋 捨て忘れた物と 荒んだ今投げ出して 走れと声がした 吹き抜ける風とともに 走り抜けた車輪は 季節が巡る時を待ってはくれない 立ち止まってたら すぐに枯れていくように こころが叫んだんだ Ah 深く沈んで 波にのまれそうでも 眠れない夜越えて僕はそう あの時夜空にちかった決意に 嘘はつけないんだ 抗うように 手を伸ばした 描いた道を 誰にも追いつけない速さで なぞっていく旅 ここに降り立った 意味を知る あの日の僕のために 深く沈んで 波にのまれそうでも 眠れない夜越えて僕はそう あの時夜空に誓った決意を この詩に乗せたから あの見慣れた 街に背を向け歩く 大きな期待背負って 改札すりぬけた