夜明け前に見た夢 今はいない君がいた 独りきりにも 慣れたな 生温(なまぬる)い風だ あの白い鳥 翔(か)ける 大空で 誰かに呼ばれたんだ 大丈夫さ 大事なことは この胸にある 心ひとつで なんとかなる 君の涙の理由(わけ) 喜びだったらいいな そうさ 思いがすべて 今だけが 今 光る刃よ きっ先は 君を守るそのため 心ひとつに 出かけよか 大丈夫さ もう 綻(ほころ)び縫い合わせて 遠く朧(おぼろ)な記憶 確かめにいこう 花の名前を集めるように 大切なもの増えていく 迷っても 惑いはしない 繋げよう 明日へ 微睡(まどろ)んだ 夢も傷も 連れて