横顔を見つめてた ただ そっと 見つめてた 恋花火 揺れ落ちた 君は笑った 素直じゃないくらいが ちょうどいい 高鳴る胸の音 気づかれないように 小さな僕は 小さな君に 大きな夢を 教えたかった 月が歪んで 砂にまみれて 照れくさすぎて ただ 初めて恋をした 気づかぬうちふくらんだ 涼し夏の夜風が 二人包んだ 大きな夢は小さくなって 小さな僕は大きくなった 答えの読めた 計算ばかり ふと思い出す ただ 星空を眺めてた ただ ずっと 眺めてた 流れ星 忘れかけた 君を願った 横顔を見つめてた ただ そっと 見つめてた 恋花火 揺れ落ちた 君は笑った いくつか夏を数えた あの日のように火をつけた 恋花火 揺れ落ちた 儚く消えた 名前を呼ぶ声がした 僕は笑った