23.4度にあなたはいる。

歌詞

君の目に似てる あの日の空に名前をつけたくて いくつもの小説をはしごしたけど 大人にはなれない 27日の最後の空に 君はなにを思うの？ 力いっぱい走って擦りむけた夢と スニーカー 『ぼくらのこえ』を届けたかった 夏の明け 方のふたりはどこにいるのかな いつか僕があのオリオン 座のいちばん強い光になる頃に 笑いあって約束した 靴箱に置き去りの碧い春を もう一度だけ君と重ね合わせ 声と聲とが 想い合えたら こんな 素敵なことなんてないよなぁ、 ここにぼくらはいる。 マイナス1℃の星座に向かう 僕たちが出逢った 名前がつく前のあの神さま 今も元気かな？ もう還らないカセットテープに 君の声聞こえるまで 何度も巻き戻して探したけれども 泣き疲れたな 『青空のそばにいて。』と祈った あの日流した涙に嘘は 無いのだろう？ いつか君があのオリオン 座のいちばん近い光に立つ頃に 心臓の鼓動抑えて この生命 僕は鳴らし続けるよ そして君が目指した 23.4度の空との間で 星が降る夜に2人で また会えるのでしょう。 あの日、 あの空の下で教科書に殴り 書きしたあの夢達を 今日の僕らの背中を 押してくれてると信じてる 君があのオリオン座のいちばん 強い光に届いたら もう二度と2人の奇跡が 視えることも無くなるのかな もう一度だけ君と重ね合わせ 聲と声とが 想い合えたら そんな奇跡を待ち続けてる ぼくがここにいるから… どうか、この詩が君に届くまで。