どこまでも着いてくる足跡を 君と振り返りもせず歩き続けた 時間の規則で また日は暮れ夜が明ける それでいいさ 君とまた会えるなら 少しだけ距離を置いて歩いて 君の小さな後ろ姿を眺めた このままこのときが あと二年も続けばなあ 夢はいつか醒めるとは知りながら 静かな午後の街で壁にもたれて ずっと風に抱かれて このまま目を伏せて 君を離さないと誓う 神よ僕にふれないで やがて終わる道の上から 遠い大空を見上げたなら 駆け出し立ち止まりひざまづいて 君は振り返ると僕に手招きする 赤毛の野良猫が昼下がりに舟を漕ぐ これもいつか思い出になるのかなあ 静かな午後の街で壁にもたれて ずっと風に抱かれて このまま目を伏せて 君を離さないと誓う 神よ僕にふれないで やがて終わる道の上から 遠い大空へ なにも忘れないと誓う 今は僕を止めないで やがて終わる道の上から 遠い大空へ 君を離さないと誓う 神よ僕にふれないで やがて終わる道の上から 遠い大空を見上げたなら 見上げたなら 見上げたなら