息を潜めた街は秋の甘い匂い 過ぎた短い夏のことを忘れて 君と串揚げ食べた路地の月明かり 頬が赤くもなれば少しはしゃいでさ 鼻歌とヒールの音が溶けてく 部活の帰り道の続きで 明日になればふたり また他人のふりをして 目も合わせずすれ違うんだろうな 君はLike a Transfer girl 咲かせた言わぬ花をまだ枯らせたくないんだ 僕は 「また明日」 いつでも消えそうな顔して微笑む君を見送るよ Transfer girl 息を潜め訪ねた君の狭い住まい 音を消したテレビが照らす色影絵 淹れただけの紅茶がもう冷めてく 日曜宿題会の続きで 明日が来ればふたり また真面目な人として ステープラーで束ねておけばいい日々だ 君はLike a Transfer girl 咲かせた言わぬ花をまだ枯らせたくないんだ 僕は 「また明日」 過去からのビデオレターみたいな顔して ドアを閉めないでよ Transfer girl 息を潜めた街に冬の甘いエッジ 君と待ち合わせた駅には 粉雪が Transfer girl 「また明日」 いつでも消えそうな顔して微笑む君に手を振るよ Transfer girl いつだってbe with you 見つかったってwith you いつだってbe with you 見つかったっていい理由