消えたプリンセス 泡の中溺れた 泡の中溺れた 「君はプリンセス」 部屋の中で囁く声が 邪魔しないでもう 戻れないよもう 愛はここで 二人の中で眠るの 出しかけた言葉は 海の底沈んで 錆びた瓶のように 誰にも知られずに 忘れられてしまうのかな 君が残したサクラの香り 消えないでよ 行かないでよ ねえ たったひとつだけ 願い叶うなら 声だってもういらないよもう あげる 消えたプリンセス 君が好きで苦しくて 息が止まって歩けなくなって 泡になっても 邪魔しないでもう 戻れないよもう 愛はここで 二人の中で眠るの 離れた想いは 砂の城みたいに 私が触れたら 溶けてしまうでしょ? どれだけ泣いても 君には見えない 海に沈む人魚みたいと 笑ってよ 消えたプリンセス 泡の中溺れた 苦しくなって 部屋の中で叫んだ声が 届かないのも わかっているよ それでもまだ 私唄うの どれだけ… どれだけ愛せば 君の心 青くて深いまま 海に沈む前に もう一度会えたら 泡になって 見えなくなっても 君を探すの 想うほどに苦しくて 息が止まって歩けなくなって それでも私は 愛してたよ 戻れないよもう 愛はここで 二人の中で眠るの